蓮華寺(金剛華菩薩)

金剛華菩薩(こんごうけぼさつ)

マンダラの世界を華で供養し癒やす仏さま

オン バザラ ホシュベイ オン


七宝山 蓮華寺

宗派 真言宗御室派
本尊 十一面観世音菩薩 オン ロケイ ジンバラ キリク
開祖 行基菩薩
開基 724年
御詠歌
・諸人を救いつづけて観世音千歳をへたり蓮のみ寺に
・観音の深き心を想いつつはちすの寺に今日も来にけり

蓮華寺略縁起
当寺は聖武天皇の奈良朝・神亀年間(724〜728)行基菩薩が諸国巡錫の砌、当地を過ぎる際、前山に紫雲がたなびきそこに観音像を見る霊験を受けた。里人より南山の山腹に蓮池ありと聞き、登れば清水湧き蓮紅白に咲き浄土に優遊するが如しの感あり、よって聖地として堂宇を建て観音像を刻し安置したのが起源とされる。中世に至り本堂は池田城代中村美作守の建立に始まり、以来幕末まで中村家の外護を受ける。
真言宗御室派七寳山光明院蓮華寺と称し、古来より除災招福の本尊として信者の帰依厚く、法燈相承して現在に至る。

本尊「十一面観世音菩薩立像」は桜の一木造りで平安朝後期の作。徳島県重要文化財に指定(昭和29年)。

阿波西国観音霊場(18番)、新四国曼荼羅霊場(64番)札所。

→寺院一覧へ

Spread the love