金剛鬘菩薩(こんごうまんぼさつ)
華鬘(花飾り)で荘厳し 世界を彩る仏さま
オン バザラ マレイ タラタ
秀磐山 不動院
宗派 真言宗御室派
本尊 不動明王 ノウマクサンマンダバザラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタカンマン
開山 江戸時代初期
創建 宥雅上人
江戸時代初期、三野の瀧寺で高徳の宥雅上人が衆生済度のために精進していた。宥雅上人は、大利・西井川地区住民のため、出張所を設置した。これが不動院のはじまりである。明治に入り、橋本市薬師寺より決巌が、伊都郡九度山不動院に安置していた本尊不動明王を院号と共に譲り受け、明治三十年二月二十三日、当地に移し、秀磐山不動院と号した。当院不動明王は、崇徳天皇の大治二年、覚鑁(かくばん)上人の彫刻せし、霊験あらたかなる明王である。