八供養菩薩霊場のお砂踏み用具が完成しました。

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お砂踏みとは、「霊場を直接巡拝することが困難な場合でも実際に霊場を巡拝したのと同じ御利益を得られる方法」として生み出されたもので、霊場の本尊様を写した仏像やお軸をお祀りし、その足下に各霊場寺院の境内の砂を敷き、それを踏みながらお参りすることによって実際に霊場を巡拝したのと同じ功徳を得られると言われています。

全国各地には、有名な霊場の御利益に与(あずか)ろうと、お砂踏みのできる「写し霊場」が数多く開設されています。
また、常設されるものだけでなく、各霊場会が簡単に設置や撤去ができるお砂踏み用具を所持し、求めに応じて期間限定のお砂踏みを開設することもあります。

この度、四国阿波八供養菩薩霊場でも、簡単に設置や撤去ができるお砂踏み用具を製作致しました。

8ヶ寺のコンパクトさをアピールするために、敢えて省スペースで配置してみました。
八尊を横に並べて約2間の幅があれば設置可能です。

本尊額、スタンド、賽銭箱、花瓶、お砂踏み具がセットになっています。
(白布、毛氈は付属していません。)

持ち運びはバッグ二つに収まります。

本年10月14日に、金剛嬉菩薩を霊場本尊とする札所寺院の長樂寺で行われる「第2回八供養霊場大祭」において、新しいお砂踏みのお披露目を致しますので是非御参りください。

また、八供養大祭の後は、三好郡市ならびに近隣でこのお砂踏み用具の貸出のご希望があればご相談に乗らせていただきます。
地域のイベント、福祉施設など、八供養菩薩のお砂踏みをお迎えしたいという方がいらっしゃれば公式サイトのメールフォームまでご連絡をお待ちしています。

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